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KPIは「手段の成果」を示すのに対し、KGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)は最終ゴールです。 KGIを成功させるというのは、単に数値を到達させるだけでなく、組織全体を戦略的に動かし、持続的に目標を達成できる状態をつくることを意味します。 ■1. KGI設計の成功ポイント ▼戦略との整合性 KGIは経営ビジョン・中長期戦略と直結していることが必須。 (例:3年後に国内シェア10%獲得 → KGI:売上高500億円) ▼明確で測定可能 「業界No.1」ではなく「市場シェア25%」「売上100億円」のように数値化。 ▼期限付き 「いつまでに達成するか」が曖昧だと、行動がダラダラする。 ■2. KGI達成のための運用ポイント ▼KPIへのブレークダウン KGIを達成するために、どのKPIを積み上げればよいかを逆算。 (例:KGI=年間売上100億円 → KPI=月次新規顧客獲得数1,000件、解約率5%以下) ▼定期レビューと調整 市場環境が変わったら、KPIだけでなくKGIの水準や方向性も見直す。 ▼リード指標の設定 KGIは「結果指標」なので、手遅れにならないようリード指標で早期予兆をつかむ。 ■3. 組織面での成功ポイント ▼全員がKGIを理解・共感 「なぜこの目標を目指すのか」を明確にし、トップから現場まで同じ方向を向く。 ▼責任と役割の明確化 KGI達成に向けて、部門ごと・個人ごとに何を担うのかをはっきりさせる。 ▼成果と評価の連動 KGIに向けたKPI達成度が評価や報酬に反映されると組織が一体化。 ▼改善文化の醸成 達成できなかった場合に「責任追及」ではなく「原因分析と改善」にフォーカスする。 ■4. 具体例 ▼製造業 KGI:売上高500億円達成 KPI:稼働率95%以上/不良率1%未満/納期遵守率98%以上 ▼サービス業 KGI:顧客リピート率80% KPI:顧客満足度調査スコア90点以上/平均応答時間30秒以内 ▼営業組織 KGI:年間契約件数1万件 KPI:月間商談数2,000件/成約率20%以上/解約率5%未満 ■まとめ KGIを成功させるには、「戦略との一貫性」+「KPIへの落とし込み」+「組織全体の動員」+「柔軟な改善」が不可欠です。 |
KPIが失敗する注意点 | KPIを成功させる方法 |
KGIが失敗する注意点 | KGIを成功させる方法 |
CSFが失敗する注意点 | CSFを成功させる方法 |
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