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KGIは最終ゴール指標なので、失敗すると 戦略全体の未達成=企業の方向性の迷走 に直結します。 下記が、典型的な「KGIが失敗する注意点」です。 ■1. 設計段階の失敗 ▼戦略と乖離している ビジョンや中長期戦略と直結していないKGIは意味を失う。 例:利益率を重視すべきフェーズで「売上高だけ」をKGIにする。 ▼曖昧・測定できない 「顧客満足度No.1」など具体的な測定基準がないと実行不能。 ▼非現実的な目標 市場規模・リソースを無視した「高すぎるKGI」は現場のやる気を失わせる。 ▼期限がない/緩すぎる 期限がなければ「いつか達成」で終わり、緊張感が生まれない。 ■2. 運用段階の失敗 ▼KPIとの連動不足 KGIを達成するためのKPI設計が不十分 → 日々の行動に落ちない。 ▼進捗モニタリング不足 KGIは結果指標なので、気づいた時には「未達が確定」していることがある。 ▼環境変化を無視 市場や競合が変化してもKGIを見直さず、非現実的な指標に固執する。 ■3. 組織面の失敗 ▼現場が理解・共感していない 「経営層だけの目標」になり、現場の行動と乖離。 ▼責任の所在が不明確 KGI達成に向けた部門・個人の役割が不明確だと、誰も本気で責任を負わない。 ▼達成文化より責任追及文化 未達成=叱責になり、真実のデータが上がらず、改善につながらない。 ▼短期志向・数字至上主義 KGI達成を優先しすぎて「長期的ブランド価値」「顧客満足度」が犠牲になる。 ■4. 具体例(失敗シナリオ) ▼製造業 KGI:売上高1,000億円 → KPI設計が甘く、品質低下や納期遅延が増え、結局シェアを失う。 ▼営業組織 KGI:新規契約数〇件 → 解約率が増えて顧客LTVが低下、収益にマイナス。 ▼サービス業 KGI:リピート率80% → 数字達成を優先し、過剰な割引やキャンペーン連発で利益率悪化。 ■まとめ KGIが失敗するのは、「戦略との乖離」+「KPIへの落とし込み不足」+「組織文化の問題」 が主な原因です。 つまり「正しく設計し」「定期的に見直し」「現場を巻き込む」ことが最大の防止策です。 |
KPIが失敗する注意点 | KPIを成功させる方法 |
KGIが失敗する注意点 | KGIを成功させる方法 |
CSFが失敗する注意点 | CSFを成功させる方法 |
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